中国語検定・資格について
中国語には、英語同様、語学スキルを認定してもらう中国語検定・資格があります。
これまでは英語検定、いわゆる英検が高い人気を誇っていましたが、英語スキルの所有人口は非常に多いため、現在は英検所有=ビジネスや就職に便利という見方はなくなりつつあります。
その点、中国語は習得している人がまだまだ少ないため、中国語検定や資格を所有しているとビジネス面で優遇されやすくなります。
特に近年は中国からの観光客の増加や、ビジネス面での交流が広がりを見せていることから、中国語検定・資格への需要が高まっています。
主な中国語検定・資格
中国語検定
日本中国語検定協会が主催する中国語の検定試験です。
1981年に第1回の試験が開始され、2006年時点で計60回の試験が実施されています。
受験者数の累計は60万人を突破しており、日本国内において中国語スキルをはかる指標として用いられています。
受験地も全国54ヶ所と多いので、比較的受験しやすい中国語検定と言えるでしょう。
漢語水平考試(HSK)
中国政府公認の中国語検定です。
1990年に中国国内ではじめて実施され、翌年には世界各国で開催されるようになりました。
2009年時点では中国国内の46都市129ヶ所、海外の161ヶ所、59の国と地域で実施されており、世界標準の中国語検定という位置づけになっています。
最近になって基礎レベルが新設されたことから、中国語初心者の方でも無理なくステップアップすることができます。
ビジネス中国語検定試験(BCT)
その名の通り、ビジネス中国語能力を検定するために開設された中国政府の国家レベルの標準試験です。
中国国家中国語能力検定試験委員会の依頼を受けて制作された試験で、ビジネスに関するさまざまな場面での中国語応用力を評価する内容となっています。
レベルは1~5級まであり、初心者から上級者まで段階的に受験することが可能となっています。
青少年中国語検定試験(YCT)
29歳までの青少年を対象とした中国語検定試験です。
BCT同様、中国政府が展開しており、青少年の中国語教育の状況を調査した上で実施されています。
試験内容はヒアリング、読解、作文で構成される筆記試験のほか、会話試験が行われます。
中国語通訳案内士試験
国際観光振興機構が観光庁長官にかわって行っている中国語試験のことです。
本試験に合格すると、報酬を受けて外国人に旅行の案内をする『通訳案内士』の資格を取得することができます。
試験内容は語学力だけでなく、日本の地理や歴史、産業、経済、政治、文化など幅広い分野の知識が求められます。
中国語コミュニケーション検定(TECC)
中国語によるコミュニケーション能力を測定するための中国語試験です。
中国語の実践的な運用能力や、総合的なコミュニケーション能力を試すための試験で、日常生活やビジネスシーンでよく使われる中国語が中心となっています。
評価方法は日本ではじめて1000点満点のスコア表示方式を採用しています。



